備えに完璧を求めない
リスクマネジメントの本質は「備えあれば憂いなし」です。それは完璧な備えである必要はありません。状況が変われば、臨機応変な対応が必要になります。ですから備えに完璧も、「これなら絶対大丈夫」もないのです。
例えば、がんに対する不安、心配について考えてみましょう。まず、がんになるのは自然なことと割り切る。そして、備えの一環として「早期発見のために検診を受けるようにしよう」と考えたとします。
こうして考えると、漠然とした不安が具体的な不安になり、対処を考えることで、その不安は軽くなります。
リスクに対して、ただ不安に思っても、その気持ちは増幅するだけです。何かを不安に思ったなら、現状考えられる範囲で「それが現実化したときにどうするか」をセットに考えます。そうすることで、不安や恐怖に支配されずに、建設的に考えられるのです。
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