お金に困らないようにするには、何が大切か。『Your Money 101日後に人生が豊かになりすぎるシンプルなお金の法則』(訳・橘玲/アスコム)の著者でFPのカール・リチャーズ氏は「お金は人間が扱うものだから、計算通りにはいかない。お金は数字ではなく、感情の塊であると捉えるとうまく付き合えるようになる」という――。
お金とは「感情のかたまり」だ
お金について考えるとき、最初になにを思い浮かべるだろうか?
ぼくはこの質問を何千回も投げかけてきた。その経験からいえるのは、答えは「表計算(スプレッドシート)」や「電卓」「数学」じゃないということだ。その代わりにみんなはこういう。「自由」「安心」。あるいは「不安」「興奮」「心配」と。
ぼくたちがお金についてなにか教えられてきたとすれば、それは「お金は数字の問題だ」ということだろう。表計算ソフトや電卓で扱うもの。合理的で理にかなったもの。
でも実際には、お金はたんなる数字ではない。それは子どもたちへの教育だ。家庭の安全であり、ホームレスになる恐怖であり、ずっと憧れていた旅行の夢でもある。
数学では、2+2はつねに4だと誰もが知っている。どんなに不安でも、恐くても、興奮していても変わらない。
でもお金は数字ではない。あらゆる感情のかたまりだ。不安、貪欲、劣等感、誇り、その他もろもろ。
・お金≠数字
・お金=感情
・お金=感情

