家で食事を口にしない子供には何が起きているのか。臨床心理士の本宮みなみさんは「園では完食できるのに家では5分しか食卓に向かえないということがある。そんなときは食卓の重要アイテムを見直してみてほしい」という――。
※本稿は、本宮みなみ『子どもはどんな世界を見ているのか 心を読み解き、信頼に変える5つの視点』(実業之日本社)の一部を再編集したものです。
食べない子どもは何を見ているのか
「食べてくれないんです」
そう話されるお母さんは、少し疲れた表情をしています。
食べてくれないことが続くと、せっかく用意しても口にしてもらえないことに、悲しくなったり、どうしたらよいかわからなくなったりすることがあります。
けれど、子どもの側にも、その子なりの食べにくさの事情があるのかもしれません。
「食べない」ことに悩んでいるとき、
●全部食べないのか、少しは食べるのか
●毎食食べないのか、食べるときもあるのか
●園ではどうか
●好きなものはどんなものなのか
●よく食べたときはどんなときだったのか
そんなことを尋ねていくと、お子さんなりの食べにくさに気づくことがあります。
「食べないとき」と「食べたとき」。その両方を見ていくと、少しずつお子さんの事情が見えてきます。


