税金を安く済ませるにはどうすればいいのか。実業家の堀江貴文さんは「ふるさと納税は実質2000円でさまざまな食料品や日用品が手に入る『神制度』なのに2割の人しかやっていない。『税金が高すぎる』と文句を垂れる前に取り返せる税金は取り返すべきだ」という――。

※本稿は、堀江貴文『やってはいけない 絶対損する金の使い方』(徳間書店)の一部を再編集したものです。

住民税額決定通知書
写真=iStock.com/Yusuke Ide
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取られた税金は「ふるさと納税」で取り返せ

手取りが増えない。税金が高すぎる。SNSでも飲みの席でも、この手の愚痴が尽きない。増税のニュースが出るたびに文句は湧くが、騒いだところで税金は1円も減らない。

では聞くが、あなたはふるさと納税をやっているだろうか。iDeCoに加入しているだろうか。国がせっかく用意した節税手段を無視して、税金の文句だけは一人前に言う。取られっぱなしでいることが、いちばんの損なのだ。まずはふるさと納税。これだけは絶対にやっておけ。

会社員の給料は、税金と社会保険料を天引きされてから手元に入ってくる。個人事業主のように自分で納税額を計算し、振り込む機会が少ないぶん、「いくら取られているのか」を意識しにくい。結果として、税制にも疎くなりやすい。おまけに現役世代は投票率も低い。

国からすれば、文句を言わない都合のいい財布である。取りやすいところから取られるのは当たり前だ。でも、取られるばかりの立場に甘んじてはいけない。合法的に取り返す仕組みがあるのだ。使わない手はないだろう。

どうせ払わなければいけない税金なら米や肉を貰えばいい

ふるさと納税の仕組みはこうだ。応援したい自治体に寄付をすると、寄付額から2000円を引いた全額が、住民税と所得税から控除される。そのうえで寄付先の自治体から返礼品が届く。自治体が返礼品にかけられる費用は寄付額の3割以下と決められているから、10万円寄付すれば3万円相当の品が手に入る目安だ。

その10万円は、どのみち税金として払わなければならない10万円である。通常の税金として納めて終わりにするか、実質2000円の負担で3万円分の米や肉に換えるか。どちらが得かは、比べるまでもない。