仕事の努力や成果を評価につなげるには何をすればいいか。元マッキンゼーでOECD職員の星歩さんは「マッキンゼー・パリオフィスで学んだ『業務の構造化』は、日本の職場こそ必要な仕事の進め方だ。努力や成果が正しく可視化され、上司や周囲にも伝わりやすくなる」という――。
※本稿は、星歩『世界基準の仕事術』(大和出版)の一部を再編集したものです。
業界や職種を問わず通用する普遍的スキル
初めてのマッキンゼー・パリオフィスでのプロジェクトに配属されたときのことです。前職で学んだこと、働き方とはまったく違うやり方で、仕事は進んでいました。
「VGにこの資料を送って」
「ENSに連絡して、専門家と電話会議を設定してください」
「PSSで挙げる議題はありますか」
最初はまず何のことを言っているのかさえわからなかったのですが、徐々にマッキンゼー流の働き方やスライドの作成方法、コミュニケーションの仕方、チームワークの在り方、問題解決のアプローチ、フィードバックの仕方を叩き込まれました。
そこで学んだことは、業界や職種を問わずどこでも通用する普遍的なスキルです。そして同時に、「マッキンゼー・パリオフィスで働く日本人」という立場だからこそ見えた気づきもありました。

