健康で長生きするためにはどんなことをすべきか。作業療法士の荻野修一郎さんは「ウォーキングがいい。健康な体作りに効果的なだけでなく、ちょっとした工夫でドーパミンも放出され心も健康になる」という――。(第2回)

※本稿は荻野修一郎『1日15分健康ウォーキング』(高橋書店)の一部を再編集したものです。

眠症と睡眠障害に苦しんでいる男性
写真=iStock.com/yanyong
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ウォーキング前に体調をチェック

雨や風の強い日や雪が降っているときは、地面が濡れていたり凍結していたりして転倒のリスクが高いので、無理にウォーキングをしないでください。

また、猛暑日は熱中症リスクが高いので、炎天下は回避し、朝早い時間や夕方など、時間をずらして歩くようにしてください。

外を歩けそうにない場合は、自宅でできる「おうちウォーキング」をおすすめします。

風邪気味、頭痛、めまいがあるなど、体調がすぐれないときは、出先で思わぬケガにつながる恐れがあるので控えてください。

高血圧や糖尿病など持病がある人の場合は出発前後に体温や血圧など、バイタルサインを確認することが大事です。

また、歩いている最中に息切れや動悸がある場合は休憩をして様子を見てください。

5~10分たっても症状が落ち着かない場合は、ウォーキングを中止してください。

ウォーキング中に足や腰に痛みが出た場合も、痛みの種類によっては歩かないほうが良い場合もあるので、症状が深刻な場合は中止してください。

「歩きスマホ」はNG

住み慣れた自宅でもわずかな段差につまずいたり、足を滑らせたり、つまずくなど転倒のリスクが潜んでいます。

屋外であればそのリスクはさらに高まります。ウォーキング中はわずかなデコボコにつまずいて転倒する恐れもあるので、なるべよそ見をしないことが大切です。

また、音楽を聴きながら歩く場合も、車や人通りの多い場所では控えて、河川敷や公園内で聴くようにしてください。

「ながらスマホ」や「歩きスマホ」も周囲への注意力が散漫になり、事故につながる恐れがあります。

歩いている途中に「ちょっと息があがってきた」「鼓動が速い」「頭が痛い」など、体調不良を感じたときには一旦休憩し、5~10分たっても症状が改善されない場合は中止しましょう。

ウォーキング中に天候が悪くなった場合も無理して続けないでください。