最も年金額が多い「会社員同士の共働き夫婦」でも、老後にゆとりある生活を送るには月9万円不足する恐れがある。「正直FPヒッシー先生」としてYouTubeで発信するファイナンシャルプランナーの菱田雅生さんは「ふるさと納税で喜んでいる場合ではない。月3万円で老後資金に2000万円超の差がつく『iDeCo×NISA』に取り組むべきだ」という――。
国際通貨のシンボルが置かれたクリスタルの地球儀
写真=iStock.com/phakphum patjangkata
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ゆとりある老後には月39万円かかる

今回は、老後の最低日常生活費と、5つのパターンの夫婦のモデル年金額を比べて、実際に足りるのか足りないのかを見てみたいと思います。生命保険文化センターの令和7年度速報によると、夫婦世帯の「ゆとりある老後生活費」は平均で月々39.1万円となっています。

【図表1】ゆとりある老後生活費

同じ調査の中には「老後の最低日常生活費」についての結果もあります。夫婦世帯で見ると、「20万円はかからない」と答えた方が13%にとどまり、残りの9割近い方は、これより高い金額を想定しています。

では、あなたの年金はその最低ラインを超えているでしょうか。厚生労働省が新たに示した5つのモデル年金額で照らし合わせると、意外な結果が見えてきます。

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