熟睡は「たまに」でちょうどいい…眠りに悩む人が楽になる本

人生の3分の1近くは寝ているから、睡眠時間を何とか工夫しようと考える人は少なくない。私自身も若いころ睡眠学習に凝ったことがあり、就寝中に機能したかどうかはいざ知らず、昼間の教室で居眠りばかりしていた記憶がある。期末テストの結果がボロボロだったので、全く役に立たないと悟る苦い経験だった。

こうした愚かな時間を無駄に費やすことなく、最適の睡眠を確保するのに打ってつけの本が出た。著者は日本睡眠学会理事長も務めた優れた精神科医で、体内時計や睡眠障害研究の第一人者である。

「なんだか近頃よく眠れない」というのは古希を迎えた私だけでなく、20〜50歳代の教え子たちにも共通の悩みである。

(イラストレーション=保光敏将)
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