2026年8月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。健康・老後部門の第1位は――。
▼第1位 「高齢でもヨボヨボにならない人」は頻繁にしている…医師「認知機能の低下を防ぐ"楽しい全身運動"」
▼第2位 タバコと同じくらい体に悪い…医師が「早死にリスクを高めるから減らして」という"毎日している行動"
▼第3位 放置すると孤立した老後が待ち受ける…医師・和田秀樹「早い人は50歳前後で始まる"脳のヨボヨボ化のサイン"」
認知機能の低下を防ぐには何をするといいか。医師の和田秀樹さんは「認知症の進行を遅らせる秘訣は、体と頭を使い続けることだ。“全身運動”であるカラオケは脳トレよりも断然、おすすめだ。歌う時にはポイントがある」という――。
※本稿は、和田秀樹『80歳から始めてよかった100のこと』(永岡書店)の一部を再編集したものです。
40~50代から始まる、のどの筋肉の衰え
よくむせるようになったり、せき込むことが多くなったりしてきたら、「のどの老化」が進んでいるのかもしれません。加齢や病気でのどの筋肉が衰えると、のみ込んだ時にのど仏が上がりにくくなり、誤嚥を起こしやすくなります。
「75歳を過ぎたら、ほとんどの人に嚥下障害の疑いがある」と言う医者もおり、昨今では誤嚥性肺炎で亡くなる人が増えています。のどの筋肉の衰えは40~50代から始まっているので、今からでも「のみ込む力」を鍛えましょう。
嚥下と発声は共通した筋肉を使うため、「音読」でのどを鍛えるといいでしょう。ウォーミングアップを兼ねて、「あめんぼ赤いな」で始まる北原白秋の詩『あめんぼの歌』(五十音)を読んでみましょう。
姿勢を正してお腹をふくらませ、ゆっくり、はっきりと発音することを意識します。のどと舌の筋肉は密接に関係しているため、口まわりと舌をしっかり動かすのがポイントです。

