肝臓の健康維持に常飲するべき飲料は何か。肝臓外科医の尾形哲さんは「私自身、長時間の手術後の疲れた体によかれと思い500mlを一気に飲み干していた飲料があるが、それこそが、肥満・脂肪肝の最大の原因になっていた」という――。

※本稿は、尾形哲『ダイエットも健康も 肝臓こそすべて』(新星出版社)の一部を再編集したものです。

各種炭酸飲料のペットボトル
写真=iStock.com/monticelllo
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WHOが呼びかけた加糖飲料への課税

世界でも肥満、糖尿病対策のために、砂糖水=加糖飲料を減らす動きが進んでいます。

2016年10月、WHO(世界保健機関)は、糖分を多く含む飲料に課税するように加盟国に呼びかけました。

【図表1】世界保健機関(WHO)の加糖飲料に対する声明
出所=『ダイエットも健康も 肝臓こそすべて』(新星出版社)

課税により商品の価格を引き上げれば、消費量を抑えることができ、肥満や糖尿病、虫歯の患者を減らすのに効果があると訴えたのです。

報告書によると、税金で飲料価格を2割引き上げれば、消費量は2割以上減るという研究成果が紹介されています。

実際、アメリカのカリフォルニア州バークレー市、ペンシルバニア州フィラデルフィア市、フランス、イギリスで、この通称「ソーダ税」は導入されています。