ビジネスの場では、どのような服を選べばいいのか。スタイリストの森井良行さんは「『襟つきシャツならOK』という認識は間違いだ。例えばユニクロには、仕事着として使えるシャツを数多く取り揃えているが、ビジネス用スラックスに合わせると『一発アウト』になる地雷商品がある」という――。
ユニクロの看板
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ビジネスで失敗しない「服選び」の鉄則

「ユニクロのシャツって、ビジネスで着ても大丈夫ですか?」

そんな質問をいただく機会が増えています。結論からお伝えすると、ビジネス用スラックスと相性抜群の商品もありますが、スラックスに合わせると「一発アウト」になるリスクを拭えないものも混在しています。

なぜ同じような襟つきシャツなのに、間違えるリスクがあるのか。その背景には、オフィスカジュアルの浸透による「誤った認識の蔓延」が関係しています。

そこで今回は、ビジネスシーンで失敗しないための「シャツ選びのコツ」を解説します。

まず、スラックスに合わせづらいシャツを選んでしまう人には、「ワイシャツの定義」を勘違いしているという共通点があります。

そもそもワイシャツとは、英語の「ホワイトシャツ(白いシャツ)」が日本人の耳に「ワイシャツ」と聞こえたことに由来します。本来はスーツに合わせる「フォーマルな白いドレスシャツ」を指していましたが、時代とともに意味が変化し、現在では「ビジネス用の襟つきシャツ全般」を指す総称へと拡大解釈されています。

つまり、この「襟がついていればワイシャツだろう」という曖昧な認識のズレこそが、シャツ選びを間違えてしまう最大の原因なのです。

ユニクロの「ブロードシャツ」
筆者撮影
ユニクロの「ブロードシャツ」。遠目に見るとビジネスOKのようだが……