「人望がなく、仕事ができず、おしゃれではなく、容姿が脂ぎっていて、不倫の噂がある」。そんな男性は、ほんのちょっとしたことで疑われてしまう。恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみさんがそのメカニズムを解説します――。

自問自答して「立ち位置」を確認せよ

同じことをしてもセクハラといわれる人と、いわれない人がいます。大ざっぱな傾向として「人望があり、仕事ができて、おしゃれで、容姿が爽やかで、家庭を大事にしている」男性は、きわどい性的なジョークを口にしても、女性から嫌われることはありません。

逆に「人望がなく、仕事ができず、おしゃれではなく、容姿が脂ぎっていて、不倫の噂がある」男性は、ほんのちょっとしたこと(たとえば、女子社員に入れてもらったコーヒーを「おいしいね」と褒めただけ)でも、セクハラの疑いをかけられてしまいます。

ですから、多くの男性がまずやるべきことは、自問自答して自分の立ち位置を確認することです。つまり「普段から円滑なコミュニケーションを心掛けているか」「仕事はできるか」「おしゃれに気を使っているか」などを点検し、どれだけのポイントを稼いでいるかで「自分に許される性的表現の限度」を設定するのです。