家業の薬局を辞め32歳で受験勉強を開始

現在、愛知県内の病院で、総合内科医として働いているのですが、私のキャリアは一風変わっています。32歳で医師を志して、家業の薬局の仕事を辞め、医学部の受験勉強を始めました。

診察をする女性医師
写真=iStock.com/byryo
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「その年齢で、なぜ医師になろうと思ったのですか?」とよく質問されるのですが、私なりの理由があります。

私が子どもの時、両親は不和で、離婚してしまいました。そうした家庭環境の影響か、私は社交的な一方で、精神的に不安定な面があり、学校生活や社会人になってからの人間関係でも、つまずくことが多かったのです。そこで、同じような悩みを抱える人の役に立ちたいと思って東京の会社を辞め、臨床心理士を目指して、26歳で地元の島根大学にAO入試で入学しました。