仏像好きの私はお寺を巡るのが趣味で、時間を見つけては京都や奈良を訪れている。しかし、自分が知っていることを確認する程度の通り一遍の観光をしても面白くない。複眼的な“ものの見方”をするために、いろいろな本を旅の友に持っていく。

その中の一つが土門拳の『古寺を訪ねて』だ。これは写真集だが、横に添えてある土門の文章も味わい深い。大きさもポケットサイズで手ごろな価格で売っている。もし本屋で見つけたら、ぜひ一度手に取っていただきたいと思う。