□ 営業トーク風に、調子よく話す
□ いいことしか言わない
□ ホメ方がおおげさ
□ やたらとニコニコする
□ よくしゃべる
□ 自慢話が多い
□ 他社の悪口を言う
□ 損得に敏感
□ 企業トップや有力な人との親密な関係を強調する。

たとえば「おたくの社長とは古い付き合いでね」など
□ 初対面にもかかわらずため口をきく
□ 名刺の肩書がやたらとおおげさ
□ 名刺の名前が、太字で行書体など、派手な感じ
□ すぐにトップに会わせるように要求する
□ 対人距離の取り方が普通の人と違っている

(たいていは親しさを強調するために、近づこうとする)
□ 部屋への入り方が、ずかずかと無遠慮な感じ
□ 電話で早口で話す
□ 電話で話をするとき、決まり文句が多く、何か文章を読み上げている感じがある
□ 電話でも、対面でも、話に具体性が乏しい
□ 笑うとき、目が笑っていない
□ 人によって態度を変える

(たとえば、同行した部下には偉そうな態度をとり、面談相手には卑屈な態度をとる)
□ 電話で話をしているとき、相手の周囲でたくさんの人が電話をかけている声が聞こえる

(セールスの電話が多い)
□ 履いている靴が汚れている

(乱れた生活をしていると身なりが荒れる。靴が汚れている場合、かなりの確率で精神的にも追い込まれた状態にある)

この一覧を見るだけでも、プロの秘書の眼の厳しさをご理解いただけると思う。どの項目も心理学的に説明することができるのだが、(雑誌の)紙幅の都合で、3つだけ取り上げて解説をしてみたい。