※本稿は、谷口恵子『最小のインプットで最大の結果を出す ずるい勉強法』(かんき出版)の一部を再編集したものです。
自分を縛る、勉強の「型」を破る
「勉強は机に向かってするもの」「本は最初から最後まで読むもの」「学んだら必ずノートはきれいに取るべき」。こんな、「勉強とはこうあるべき」という「型」を誰もがどこかで刷り込まれています。しかし、実はこの「型」こそが、学びをつまらなくし、継続を阻み、挫折を生む最大の原因なのです。
一方、成果を出し続ける人に共通しているのは、
・型を知っていても、それにとらわれない
・人のすすめる方法も参考にしつつ、自分でいろいろ試行錯誤する
・自分が楽しく続けられる学び方だけ採用する
という姿勢。望む成果を出せる学習者というのは、「真面目に学ぶ人」ではなく、「遊び心をもって学べる人」なのです。
①守らなきゃいけないルールが多すぎる
型にはまった学び方は、「毎日30分」「最初から最後まで読む」「メモを必ず取る」「静かに集中して取り組む」など、自分を縛るルールが増えすぎます。
ルールが増えるほど、「始めるのが億劫→途中で嫌になって続かない→自信が下がる」という負のループに入ります。
本来、学びに必要なのは「努力」ではなく「ワクワクする好奇心」。努力をしようとするほど、学びは重くなるのです。
②「正解」を求めすぎて動けなくなる
型にはまった学びの最大の落とし穴は、「これで合っているのかな?」「もっと正しい方法があるのかな?」という不安が止まらなくなること。正解を求めるほど、手が止まります。
学びの本質は「間違えながら、試しながら、調整しながら進むこと」。正解はあとから見えてくるものであり、先に探しても見つかりません。
③「遊び」がないと脳が飽きる
人間の脳は、単調な作業を続けると飽きてシャットダウンしようとする性質があります。つまり、
・毎日決まった教材
・同じ方法
・同じペース
で学ぼうとするほど、脳は「退屈だ」と判断して忘れるのです。
反対に、「意外性」や「新鮮さ」がある学びは、脳が活性化し、吸収力が跳ね上がる。だからこそ、型を破り、自由に学ぶことが成果につながるのです。

