正しさではなく楽しさを優先する

「型を破る」なんで言うと一気にハードルが上がりそうですが、実はとてもシンプルです。

「学びにおいて、正しさではなく、楽しさを優先する」

これだけで、あなたの学びはもう「型破り」になります。

子どもの頃の自由研究を思い出すと、テーマを自分で選べて、紙粘土でも虫取りでも植物の観察でもよかったからこそ楽しかったですよね。私は粘土に色を塗って南米の魔除けのようなお面を作ったり、近くの田んぼで取ったタニシやザリガニの観察日記を書いたりしたのを覚えています。

何も思いつかなくて楽しくなかった、という方もいるかもしれませんが、そのときは、もっと前の幼児期、砂場や広場で何時間も遊んでいた頃の自分をイメージしてください。

大人の学びもまったく同じでいいのです。何をするか、どんなふうに学ぶかは自由です。いくつかの「型破りな学び」をご紹介します。

小説や映画を「楽しい学び」に

【小説で学ぶ】

小説が好きなら、あなたはラッキーです。いろいろな小説が学びに向いています。

・この人物はなぜこの行動をしたんだろう?
・このストーリーにはどんな伏線が張られていた?
・この話は史実に基づいているのかな? どの部分がフィクションなんだろう?

少し意識するだけで、ロジカルシンキング、ストーリーテリング、ファクトチェックの力などが鍛えられます。

しかも、好きだから努力ゼロで続けられるし、何年経っても内容を覚えている、という最高の学びになります。

【映画やドラマで学ぶ】

映画やドラマもさまざまな学びが詰まった教材になります。

・どのタイミングで自分の感情が動いた?
・主人公はどんな言葉で相手の心を動かした?
・どんな演出で観客を引き込んだ?

こうした観察はそのまま人間理解、プレゼン力、コミュニケーション力に直結します。

テレビを見ながら水を飲む女性
写真=iStock.com/yipengge
※写真はイメージです

海外の映画やドラマからはさまざまな国の文化や価値観、歴史背景が学べますし、言語学習にも使えます。また、ストーリーの中から、さらに深掘りしたくなるテーマが見つかるかもしれません。

今は映画館に行ったりDVDを借りに行ったりしなくても、NetflixやAmazon Primeなどで気になったときに映画やドラマが見放題です。学びたいテーマが決まっていれば、それに関連する映画やドラマを探してみましょう。