超一流は人生を「楽しむ」ために仕事をしている

意外に思うかもしれませんが、超一流は「お金」や「肩書」、「名誉」などを手に入れることを最優先に考えていません。彼らは「自分の人生を最大限に楽しむこと」を目的にして、毎日の仕事と向き合っています。

莫大ばくだいな収入や肩書は目的ではなく、あくまで仕事の結果に過ぎないと考えているのです。

超一流は、自分の人生を「楽しむ」ために仕事をしています。

人生を楽しむために、仕事があり、会社があり、家族や友人がいる。

人生を楽しむことが、すべての中心にあります。

宮本剛獅『1%の超一流が実践している 仕事のシン哲学』(クロスメディア・パブリッシング)
宮本剛獅『1%の超一流が実践している 仕事のシン哲学』(クロスメディア・パブリッシング)

自分の楽しさを追い求めているから、記録を塗り変えようが、莫大な収入を得ようが、さらに精力的に仕事をします。

お金や偉くなることに固執しないから、毎日を明るい気持ちで過ごせるのです。

彼らは、目の前の仕事、今やっている仕事を全力で楽しもうとしています。

大変でツラいことも含めて、そのすべてを楽しんでいます。

仕事のために、自分の人生をつぶすようなことは絶対にしない……という生き方は、これからの働き方を考える上で大きなヒントになります。

【関連記事】
仕事ができる人は知っている…「よろしくお願いします」より効果的なメールの締めのフレーズ
「自分で考えろ」と丸投げして、部下の失敗にはブチギレ…日本の企業をダメにする「無能上司」の典型例
ミスを指摘するとすぐすねる、泣く…昔はいなかったタイプの「めんどくさい部下」のうまい扱い方
「私は聞いていない」という上司はムダな存在…トヨタ社内に貼ってある「仕事の7つのムダ」のすさまじさ
これまでの富裕層とはすべて違う…ふわっと海外移住を決めてしまう「シン富裕層」のフシギな行動原理