※プレジデント編集部で全国の1000人を対象にアンケート調査を実施。消費者にとって身近な小売り・サービスの22部門において、いまもっとも好きなブランドを選んでもらいランキングした。回答者は男女各500人、20~60代の各200人。(2010年・雑誌掲載当時)

最も好きな銀行ブランドではゆうちょ銀行が第2位の三菱東京UFJ銀行を100人以上引き離してトップに躍り出た。今回の調査では地方における各銀行への認知度の差が結果に表れているように思われる。

そのことを顕著に示しているのが、「ATM・店舗が便利な立地にある」ことを理由にゆうちょ銀行を支持した人が多いこと。2009年9月末時点でゆうちょ銀行は、業務を委託している全国の郵便局・簡易郵便局を合わせて2万4123カ所もの拠点を持ち、三菱東京UFJの852カ所(国内の本支店・出張所・営業所合計)を大きく上回る。回答のなかでは「転勤が多く、ゆうちょ銀行は便利」との声も聞かれた。