東京や大阪の緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスによる自粛生活から解き放たれた人々が、一気に街へ繰り出すだろう。「3密」の日常が戻ると、懸念されるのは、新型コロナウイルスの感染拡大が再び起こる可能性だ。

そこで、改めて見直してほしいのが「マスク」である。なぜなら、大半の人が本来の機能を考えずにマスクを選び、そして装着方法も間違っているからだ。実はマスク次第で、新型コロナから命を守れるか、大きく違ってくる。

マスクの種類によって機能は大きく異なる
マスクの種類によって機能は大きく異なる

可視化映像で分かるマスクの現実、マスクの種類によって大きく違う機能について、専門家とともに検証してみた。

アベノマスクにどれほど効果があるのか

新型コロナウイルス対策として、今や外出時のマスク装着は、常識となっているが、注意してみると、おのおのが多種多様のマスクを使用している。

最近、若い世代に人気なのが「ウレタンマスク」。スポンジ状の生地で、顔にフィットする。それでいて、呼吸は苦しくない。ファッション性も高いし、繰り返し洗って使える点も経済的だ。ただし、肝心のマスクとしての機能については、疑問符がつく。