緊急事態宣言が5月末まで延長とされ、手持ちの現金がショートしかねない多くの人々が悲鳴を上げている。すぐさま救いの手が差し伸べられるべきなのは当然なのだが、スピード感がまるで感じられず……。
こんなにも手厚い米国の経済支援
コロナ禍で世界的に経済支援策が次々と打ち出されています。(図表1)
米国の経済支援当初、日本では低所得者へ「30万円」給付する支援策が検討されました。しかし、対象者となる条件が非常に複雑かつ、「ウソの申告が増えるのでは?」「極めて選別主義的だ」との批判の声も出たことで撤回され、最終的に全国民に一律10万円給付が決まりました。
しかし、一律支給に決まったはいいものの、気になるのはいつ配布されるのか? というタイミングの問題です。