本来、生命保険には「免責事項」が設けられており、地震などによる大規模災害が生じた場合は、保険金・給付金を削減したり、支払わなかったりするが、今回の震災に関してはこれを適用せず、災害関係保険金・給付金を全額支払うということを、各生命保険会社が発表している。

巨大津波で家屋ごと保険証券が流された人も多いと想定される。(PANA=写真)

巨大津波で家屋ごと保険証券が流された人も多いと想定される。(PANA=写真)

保険証券を持ち出すことができなかったという被災者も多い。そこで生命保険協会では「被災者契約照会制度(仮称)」を創設し、生命保険協会や保険各社が窓口になり、保険証券を紛失した保険契約者に対しても契約保険の内容を確認できるようにする方針だ。現状、時期は未定だが、早期開設を目指している。

具体的には、被災者が生命保険に加入していた可能性がある場合には、生保各社か生命保険協会に連絡すれば、加入の有無や契約内容の確認ができるというものだ。証券を失い、保険番号がわからないといった場合も、契約者の氏名、生年月日がわかれば照会に応じてくれる。

(PANA=写真)
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