「共感する部分」には線を引くな

目指すキャリアを手に入れることにつながる読書とは、自分が読むべき本を「見極め」「読んで吸収し」「使える形に落とし込む」ことです。話題のビジネス書を100冊読むより、読むべき専門分野のビジネス書を30冊読むほうが、周囲に差をつけられると断言できます。

エリエス・ブック・コンサルティング代表 土井英司氏

その実現のために私がお勧めするのは、次の5つのステップです。

①必要なスキルを把握する

思い描く将来に必要なスキルを把握するには、その道で成功している人の経歴を参考にするのが先決です。今ならビジネス専用のSNS「Linkedln(リンクトイン)」を活用するとよいでしょう。ユーザーが自分の学歴や専門、経歴を公開しているため、自分が理想とするキャリアを構築している人たちの経歴とその共通項が一目瞭然です。そうしたキャリアの「見える化」を通じて、例えば自分が目指したい仕事の肝はマーケティングだった、という具合に必須のスキルが見えてきます。

②その道のトップに、読むべき本を聞く

次に、自分の目指す道のトップクラスの人とコンタクトをとります。Linkedln経由、あるいは講演会に参加して声をかけてもいいでしょう。その方を師匠と仰ぎ、今まで読んできた本を教えてもらうのです。