異文化を知るための手段として英語を学習する

【三宅】最後に、英語を含む外国語学習者に励ましのメッセージをぜひお願いいたします。

三宅 義和『対談(3)!英語は世界を広げる』(プレジデント社)

【山崎】やはり英語はグローバルに使われている言語で、英語が使えるようになることで世界が一気に広がるということですね。日本語だけの環境もたしかに充実しているのですが、英語が使えるようになると本当に世界が広がるということを痛感します。

ではどうやって英語を学ぶかですけれども、音楽が好きな人は音楽を通じて英語を学ぶとか、映画が好きな人は映画を通じて学ぶとか、なにか自分の好きなことに掛け合わせて英語に慣れ親しんでいただけたらいいかなと思います。

私自身も好きな歌の歌詞を調べたり、文通という目的のために英語を勉強したりしてきました。要は英語学習自体を目的化しないということですね。そうやって異文化を知るという入り口から入ると、すればするほど親近感が増して、学習がさらに楽しくなると思います。

【三宅】どうもありがとうございました。

(構成=郷 和貴)
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