事実関係が不明だとさらに炎上する
多くの経営者や広報担当者が恐れるのが「炎上」という現象だろう。
若い人なら「炎上」の2文字だけで何を示すのかわかるだろうが、私と同世代の読者はピンとこないかもしれないから、一応意味を説明しておこう。炎上とは、特にSNSやインターネットにおいて、何か特定の人物や企業に対して批判や非難が殺到する現象のことを指す。一度非難が殺到すると、ある意味で「話題のトピック」となってしまい、悪評が勢いよく拡散することから、火が燃え広がる様子にたとえて「炎上」と呼ばれるようになったものと思われる。
昨今は企業の不祥事でも、有名人の失言でも、炎上が起これば当事者は判で押したように記者会見を開いたり、謝罪文を公表するなどで頭を下げるイメージがある。だが私は、この「とりあえず謝っておく」という風潮を、あまり良くないことだと感じている。
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(写真=時事通信フォト)


