新しい友達をつくる必要はない

役職を離れ、定年が近づく年齢になると、仕事の比重は次第に小さくなり、代わりにプライベートの時間が増えます。しかし仕事一辺倒だった人は、特にやりたいこともなく、暇を持て余すことが多いようです。この空白の時間を埋めるには、何が必要か。それは友達ではないでしょうか。ちょっとした時に気軽に行き来し、何気ない話ができる相手がいれば、それだけで人生は豊かになります。

『座右の一行』(プレジデント社)
本連載をまとめた書籍『座右の一行』が小社より1650円(税込)にて販売中!

新しく友達をつくるなら、習い事や趣味の集まりに参加するのもいいでしょう。とはいえ、一から友達づくりをするのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。そんな人には、もう一つの選択肢があります。それは旧友との交流を復活させることです。

私も先日、大学の同窓会で40年ぶりに同級生たちと再会しました。あまりに久しぶりで、最初は誰が誰だかわからないほどでしたが、しばらく会話するうちに「そんなこともあったね」と共通の思い出が蘇り、旧交を温めるのもいいものだと実感しました。

(構成=塚田有香 イラストレーション=米山夏子)
【関連記事】
「家族に嫌われていた」と気づいた主婦の選択
なぜ「正直すぎる人」ほど居場所を失うのか
「居場所がない」ことが、実はチャンスである理由
原因を追究しすぎた王が迎えた最悪の結末
「フルネームすら知らない付き合い」のススメ