新しい友達をつくる必要はない
役職を離れ、定年が近づく年齢になると、仕事の比重は次第に小さくなり、代わりにプライベートの時間が増えます。しかし仕事一辺倒だった人は、特にやりたいこともなく、暇を持て余すことが多いようです。この空白の時間を埋めるには、何が必要か。それは友達ではないでしょうか。ちょっとした時に気軽に行き来し、何気ない話ができる相手がいれば、それだけで人生は豊かになります。
新しく友達をつくるなら、習い事や趣味の集まりに参加するのもいいでしょう。とはいえ、一から友達づくりをするのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。そんな人には、もう一つの選択肢があります。それは旧友との交流を復活させることです。
私も先日、大学の同窓会で40年ぶりに同級生たちと再会しました。あまりに久しぶりで、最初は誰が誰だかわからないほどでしたが、しばらく会話するうちに「そんなこともあったね」と共通の思い出が蘇り、旧交を温めるのもいいものだと実感しました。
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(構成=塚田有香 イラストレーション=米山夏子)



