人気と強さに比例して、アンチの数も多い巨人。9月にセ・リーグ3連覇を達成。 (写真=時事通信フォト)

人間の脳の、扁桃体などの感情の回路の性質に基づく、とても面白い現象がある。

すなわち、「嫌い」は「好き」に近いということ。むしろ「無関心」のほうが、「好き」から一番遠い。これは、私たち自身の経験に照らしてみても、頷ける命題であろう。

昔から言われていることだが、「アンチ」は「好き」に近い。プロ野球で「アンチ巨人」の人は、実は巨人に興味がある。アンチと言いながら、ついつい、巨人戦を見てしまう。嫌いなはずの相手から目が離せないのだ。