ケリー・ターナー 腫瘍内科学領域の研究者。学士号を取得したハーバード大学時代に統合医療に関心を持ち、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号取得。博士論文研究では奇跡的な回復を遂げた1000件以上の症例報告論文を分析した。

がんの余命宣告から劇的に治った事例が数多くあることをご存じだろうか。著者のケリー・ターナー博士は実際に治った事例を徹底的に研究し、そこに9つの共通した習慣があることを発見した。

「この本を書いたとき、多くの医師から怒りの声が届くのではないかと予想していましたが、批判はほとんどありませんでした。本の序章に『この9つの共通の要素は仮説である』と明記したからでしょう」

(大野和基=撮影)
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