「中間管理職」か「奥様向け」しかない

日本の政治家の多くは「イメージカラー」をもっている。ポスターやのぼり、運動員のTシャツやジャンパーなどにその色は使われる。男性の政治家ならばイメージカラーのネクタイを締めることが多い。これが女性の場合、スーツの色に反映される。

2013年の参議院選挙で、激戦の東京選挙区を1位で制した自民党の丸川珠代議員は赤色、民主党の蓮舫衆院議員は白色、参院選の敗北を受け社民党党首を辞任した福島瑞穂議員はピンク色のスーツが「勝負服」になっている。

日本の選挙の基本は、有権者に覚えてもらうことだ。このため政治家は派手な色をイメージカラーにして、その色を身にまとうようになる。とりわけ女性の場合、派手なスーツは選挙を勝ち抜く「武装」ともいえるが、ファッションとして評価されることは少なく、「仮装」のようにもみられがちだ。