消費者は「より便利な選択肢」を選んだ

サンモール高砂という大型店が商店街を衰退させ、さらなる大型店がサンモール高砂に打撃を与えた流れを考えると、あたかも大型店が悪のように思える。

しかし、大型店だってお客が来なければ存続できない。大型店は消費者に支持されたからこそ繁栄したのだ。車を手にした消費者は、広い駐車場があり、さまざまなものを比較購買でき、レジャーも楽しむことができる大型モールを選ぶようになった。

大型店の出店ラッシュとそれに伴う商店街や既存モールの衰退には法令による規制緩和なども関与しているが、「消費者が選択した結果」であるのもまた事実だ。

次なる未来の商業がどうなるか、それは我々消費者の選択にもかかっているのである。

【関連記事】
【写真をみる】「廃墟モール」に飲み込まれた地元商店街
【写真をみる】「廃墟モール」と一体になっているマンション
【関連記事】8万人の街に1日9万人が押し寄せたのに…閉館から8年、廃墟のまま残る「解体されない駅前モール」の顛末
新大阪駅から15分なのに巨大廃墟がそびえる…「消えた終着駅」が映し出す昭和のニュータウンの栄枯盛衰
地方衰退の一番の原因は「人口減少」ではない…山口の超富裕層が「住民税43億円」をまるっと抱えて移住した理由