他人の出世や成功へのねたみ、そねみ。人間が比較をする存在である限り、そういう気持ちは避けられない。僕もそう。それを払拭しようとしてもできないのなら、むしろねたみ、そねみの気持ちを自分は持っていると認めたほうがいい。
「どのような仕事の工夫をしてきたのか」率直に聞いてみる
東京大学大学院情報学環教授 姜尚中●1950年生まれ。著書の『悩む力』が幅広い年齢層からの反響を集め、65万部を超える大ベストセラーとなっている。
東京大学大学院情報学環教授 姜尚中●1950年生まれ。著書の『悩む力』が幅広い年齢層からの反響を集め、65万部を超える大ベストセラーとなっている。
そこで、なぜそんな気持ちを持つのかを考えてみよう。会社において、定年までつつがなく、大過なく勤めあげようという人ほど、ねたみ、そねみの気持ちを持つことが少ないのではないか。逆に、やる気がある、上昇志向の人ほど、そういう気持ちを抱くのだと思う。だから、そんな気持ちを持っていると認めたうえで、自分にはまだやる気があるのだと、肯定的に考えたほうがいいと、僕は思う。
しかし、やる気の裏返しだとはわかっても、許せない気持ちが強いときはどうしたらいいのだろう。多くの場合、ねたみ、そねみの気持ちは「自分は会社に正当に評価されていない」という不満へ向かい始める。そして、会社の評価体系のあり方にいくつも疑問点が浮かんでくる。それならば、どんな基準で評価が行われているか、できる限りきちっとした情報を得るように努めたらどうか。そして、自分なりに何が悪かったかを考え直してみるのだ。
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