仕事が速い人の習慣は何か。5つの仕事を掛け持つ時間管理コンサルタントの石川和男さんは「以前の私は、ランチのあとにホットコーヒーを飲んでいたが、心がゆったりしたまま午後の仕事に入ってしまい、スピードが落ちている感じがしていた。イェール大学のある研究を読んで、その理由が分かった」という――。
※本稿は、石川和男『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
限られた時間の中で仕事を終わらせる方法
私は平日の朝8時30分から夕方5時までは、建設会社に勤務しています。
役職が上がれば上がるほど、部下が増えれば増えるほど、仕事の量は増えていきます。増えた仕事は、その分残業することで対応できますが、建設会社以外の仕事もしています。定時に終わらせなければ、他の仕事にしわ寄せがきてしまいます。
仕事の量が増えても残業せずに帰るには、現状維持ではいけません。限られた時間の中で仕事を終わらせるためには、不要な行いを削って、価値のある行いに絞ることです。
簡単に言うと、今までやっていたムダなことをやめて、空いた時間を作り出せば、その時間で必要な仕事ができるのです。
代表的な例を3つ挙げてみます。
①タバコをやめる
タバコを1日10本吸う人なら、1本5分として1時間弱の時間を使います。1箱で2時間弱。分煙化が進み、職場で吸うことが難しくなりました。喫煙所に移動するだけで時間が奪われます。私は18年前までタバコを吸っていました。6階で働いていたのですが、1階の喫煙所まで行かなければ吸えなくなり、やめました。
何度、禁煙にチャレンジしても無理だったのに、時間が勿体ないという理由でやめることができたのです。代わりにガムを噛めば、眠気も覚めるし、脳の活性化にも良く、キシリトール入りならむし歯も防げます。そして何より、どこでも噛めるので時間をムダにすることがありません。

