周囲と差をつける行動習慣は何か。5つの仕事を掛け持つ時間管理コンサルタントの石川和男さんは「昼休みは年間270時間程度、食事と休憩のためだけに過ごすか、自分の未来に影響を及ぼすことをやり続けるかによって、人生は大きく変わる。宅地建物取引士の資格に挑戦するとき、この270時間を有効活用するために、大好きなラーメンやそばを食べるのをやめた」という――。
※本稿は、石川和男『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
人生を大きく変える昼休みの使い方
あなたは、昼休みをどのように過ごしていますか?
昼休みの過ごし方で、あなたの人生は大きく変わります。
同僚とオフィス街にある飲食店で長蛇の列に並ぶ。営業途中に一人で郊外にあるラーメン屋で大盛りを食べ、食後は車で爆睡。これは以前の私の昼休みの過ごし方です。こんな過ごし方をしていると、仕事が遅いリーダーから抜け出せません。
昼休みは通常1時間。年間270日働くと270時間にもなります。1日8時間労働で約33日分。実に1カ月以上。この270時間を、食事と休憩のためだけに過ごすか、それとも自分の未来に影響を及ぼすことをやり続けるかによって、あなたの人生は大きく変わります。
自分の未来に影響を及ぼすことを毎日やり続ければ、その他大勢のリーダーと差がつき、仕事が速いリーダーになるのです。
以前勤めていた会社で、私が北海道の本社から埼玉支店に転勤したのは20代のときでした。独身で「たまごっち」を育てることだけが楽しみだった頃です。
支店の事務部門は6名で、私以外は全員40代。入社3年目の私は、経験豊富な諸先輩方に実務的能力では太刀打ちできません。そこで、本社にいるときは食事と睡眠しかしていなかった昼休みを、支店では専門的能力を養う勉強の時間に変えました。
昼食をさっさと済ますと、建設業法、民法、商法などの法律書を読みあさりました。すると、今まで経験だけに頼って仕事をしていた諸先輩方から、法律的見地での意見を聞かれるようになったのです。

