年に一度届く、税金の「答え合わせ」
毎年6月頃、会社から渡される細長い紙、ちゃんと見たことありますか?
「給与所得等に係る市民税・県民税・森林環境税 特別徴収税額の決定通知書」
自営業者や個人で住民税を納めている人には、自宅に「市民税・県民税・森林環境税 税額決定納税通知書」などの名称で届きます。
長い名前に、いろいろな数字が細かく並んだ通知書。中身を見ないで放置、という人が多いのではないでしょうか。
これは、今年の住民税の計算結果を伝えてくれるもの。
お住まいの自治体から「今年の住民税はこう計算したんですけど、いいですよね」という確認なのです。
住民税は基本的には、年末調整や確定申告で出した内容をもとに計算されます。出し忘れた控除は、税金の計算に反映されません。
毎年、ふるさと納税・扶養控除・医療費控除などの見落としで、数万円、人によっては数十万円、余計な税金を払っている人がいます。
この通知書は、控除に漏れがないかなどを思い出す、年に一度の「答え合わせ表」です。
でもこの通知書、どこをどう見たらいいのか、わかりにくい。見るのが面倒な気持ちも分かります。
とはいえ、ちょっとチェックすることで、税金が戻ってくる可能性があるなら、確認しておいた方がいいと思うのです。
そこで、今回はこの通知書をチェックする方法やその効果、間違っていた時のリカバリーの方法などについて、お伝えしていきたいと思います。
30秒で分かる、いますぐ通知書を確認すべき人
以下のいずれかに当てはまった人は、通知書を手元に置いて、この先を読んでください。
・去年ふるさと納税をして、医療費控除などで確定申告もした
・大学生の子どもがいる、または子どもがアルバイトをしている
・「収入が103万円を超えたら扶養は無理」と思っている
・去年、親が亡くなった
・年金暮らしの親や、遺族年金を受け取る母に仕送りをしている
・住宅ローン控除を受けている
もちろん、これ以外にも控除等の漏れが気になる人は、しっかりチェックしてください。
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