夏の帰省ではどのような服装を選べばいいのか。スタイリストの森井良行さんは「襟つきの服なら無難という認識は間違いだ。たとえばユニクロは、よそ行きとして使えるシャツを数多く取り揃えているが、帰省ファッションとしては一発アウトの地雷商品がある」という――。
東京・銀座のユニクロ
写真=iStock.com/winhorse
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帰省ファッションの「正解」とは

「妻の実家に帰省するとき、何を着ようか?」

お盆が近づくにつれ、クライアントから、そんな質問が寄せられます。35℃を超える猛暑のなか、「サマージャケットは暑苦しい、けれどもカジュアルすぎる格好は避けたい」と悩む方も多いのではないでしょうか。

【Close-up:もう、帰省はいらない!】はこちら
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そして迷った挙句、無難にポロシャツというチョイスは、誰もが行き着く終着点です。たしかに襟があるからこそ、Tシャツに比べれば、よそ行きだと思われがち。ですが見方を変えれば、単に襟があるだけで、必ずしも品よく見えるとは言えません。

というのも身につける枚数が少ない夏は、他の季節以上に選び方や合わせ方に工夫が求められます。つまり、「襟があるから失礼にはあたらないだろう」という解像度で選んでしまうと、ポロシャツなのに、きちんと見えない可能性があるのです。

では一体、OKとNGを分ける違いとは何か。その答えを導くカギは、「ポロシャツのルーツ」にありました。

ポロシャツには「3種類の用途」がある

ポロシャツ選びで失敗する人は、そのデザインが「どれも変わらない」という勘違いをしています。たとえばポロシャツのルーツが、スポーツウエアであることは有名ですが、誕生からおよそ100年の時を経て、生地感やデザインから「3種類の用途」に分かれます。それが大人カジュアル、スポーツ、ユニフォームです。

つまり帰省ファッションのポロシャツ選びで失敗する人は、大人カジュアルではなく、スポーツやユニフォーム要素が強いものを無自覚に選んでいます。実際ユニクロにおいても、色のみならず、生地感や型番もさまざま。そして場面に合っていないポロシャツ姿は、品よく見えるとは言えません。

では、帰省ファッションとして一発アウトなポロシャツの正体と、最適なポロシャツを判別する具体ポイントをお伝えします。