社内の飲み会で飛び交う話題トップ5
バブル景気に沸いていた時代。毎日飲み歩きの生活でした。
月曜日は、親会社から出向している役員との飲み会。火曜日から金曜日は、社内の部長グループや課長グループもしくは同僚たちと飲み会。空いた日には、同僚たちと憂さ晴らしのカラオケ大会。バブルの波に乗って、会社はなんとか回っていました。
毎日飲み歩く社員たちの集まりなのに、よく会社は潰れなかったものです。今になると、ムダな時間を過ごしていたなと感じます。
社内の同じメンバーで飲みに行くとどうなるか?
1に愚痴、2に愚痴、3・4がなくて、5に愚痴です。部長と飲めば課長の愚痴。課長と飲めば部長の愚痴。同僚と飲めば上司の愚痴。「こんな会社辞めてやる〜」と叫んで、辞めた人はゼロ。「明日こそ文句を言ってやる」と叫んで、次の日に言った人はゼロ。
飲み会の席でガス抜きされるため、仕事中はディスカッションがありません。そのため改善箇所があっても改善されず、仕事が遅いままなのです。さらに、過度な飲酒による二日酔いで、次の日は仕事のペースも遅くなってしまいます。
社内では人望を、社外では人脈を得る
私の上司には、両極端なリーダーがいました。どちらも飲み会は好きです。しかしスタイルは違います。
仕事が遅いリーダーは、社内で飲みに行くのがメインでした。何人かの部下を引き連れて飲み歩きます。私もよく連れて行っていただきました。
ただし、無礼講と言っても話の内容を覚えている上司なので、終始緊張し、言葉を選んでいました。さらに口が軽かったので、下手に同調すると「石川も同じ意見を言っていた」と伝わるため、細心の注意を払って飲んでいました。
一方、仕事が速いリーダーは、社内の飲み会に参加しますが1次会で帰ります。新年会や忘年会などの行事でもない限り2次会には参加せず、部下との飲み会では「足しにしてくれ」と言って、2次会分の会費を置いていく格好いい上司でした。
社内の飲み会にはあまり参加しませんが、代わりに社外の仲間とはよく飲みに行っていたようです。私によく「社外の人間と飲みに行け」と言っていました。
社外の仲間と飲みに行くメリットは、新たな刺激や知恵が得られることです。お互いの仕事の話からはじまり、将来の夢や目標など前向きで楽しい話で盛り上がります。もちろん、たまに愚痴などもあるでしょうが、お互いに蹴落とし合うような雰囲気にはなりません。
仕事のヒントは他業種にあると言います。そもそもアイデアは既存の要素の組み合わせです。エジソンが白熱電球を発明したり、ライト兄弟が飛行機を発明した時代のように、まったく新しいものがアイデアとして出てきたというケースは、今では少ないでしょう。
また、おすすめの本を紹介し合い、自分の仕事にも関連するような情報も手に入ります。飲み会によって、社内では人望を、社外では人脈を得るのです。

