時間を作るために、ラーメンをやめる

本社にいたときは、やることがなく、自動車保険の約款を見て過ごしていました。しかし、「人に必要とされている」「人に認められている」「人の役に立っている」という実感を得られただけで、ますます勉強に身が入ったのです。

さらに諸先輩方のすすめもあり、宅地建物取引士の資格に挑戦することになりました。しかし期限は3カ月。しかも独学。試験までにやらなければならない項目を日数で割ったら……もう両手で昼食を食べている暇はありませんでした。

ラーメン、スパゲティ、うどん、そば……麺類大好き、しかも大盛りでしたが、箸やフォークで食べるものは全面禁止にしました。

食べていいのは、おにぎりにサンドイッチ、そして、からあげクン。要は、容器を押さえないで片手で食べられるものだけです。もう片方の手はテキストを開くために使うのです。

昼休みを有効活用することにより、無事、試験に合格しました。

仕事をしながらサンドイッチを持つ手
写真=iStock.com/iamnoonmai
※写真はイメージです

リーダー、とくにプレイングマネージャーは激務です。

しかし、忙しいと嘆いていても何も変わりません。時間を作るためには、今までやってきた何かをやめなければ新しいことはできません。昼休みはラーメンをやめて、おにぎり片手に勉強する。それだけで、年間270時間を確保できるのです。

左手におにぎり、右手にテキスト、心に野望

また時間の使い方には、目の前にある一つのことに集中する使い方と、同時に物事を行う使い方があります。

歯を磨きながら自己啓発の動画を見る。お手洗いで新聞を読む。通勤電車でビジネス書を読む。食事しながらミーティングをする。スポーツジムで自転車をこぎながら英語の音声を聴く。

朝風呂に入りながら事業計画を練る。もちろん、「オールナイトニッポン」などのラジオを聴きながらの勉強はNGです。

組み合わせにもよりますが、一度に2つや3つのことを行うこともできます。その代表が左手におにぎり、右手にテキスト、そして心に野望を持つことなのです。

仕事が速いリーダーは、昼休みを「自分の未来に影響を及ぼすことを毎日やり続ける時間」にし、その他大勢のリーダーとの差を広げているのです。

仕事が速いリーダーは、昼食の時間を有効利用する!