※本稿は、松原奈緒美『信頼される人がやっている ビジネス基本のふるまい事典』(かんき出版)の一部を抜粋・再編集したものです。
社員の満足度が高い職場の共通点
仕事を円滑に進める上で、日頃から社内会話を意識することは、職場の意思疎通や情報共有をスムーズにし、仕事の効率化や生産性向上に寄与します。
社内コミュニケーションがうまくいっている会社は、従業員同士の人間関係も良くなり、ES(従業員満足度)向上につながります。
「では、会社が取り組んでくれればよい」
そんな考えを持つ方もいるかもしれません。しかし、社内コミュニケーションは、上司が指示すれば良くなるものではありません。全員で協力して築いていくものです。
本稿では、読んだらすぐに活用できる社内会話のコツを『信頼される人がやっている ビジネス基本のふるまい事典』(かんき出版)から職場で日常的に遭遇する5つのシーンに分けてお伝えします。
・ミスをしたとき
・上司が忙しそうなとき
・タスクが完了し、手が空いたとき
・お願いした業務をやってもらったとき
上司の指示に「はい」とセットで伝えるべきこと
指示を的確に受けるためには、実は「はい」という返事だけでは不十分です。
「部下が『はい』と返事だけは良いが、指示をまったく理解していない」という上司のお悩みをよく伺います。
的確に理解して、仕事を指示どおりに進めるためには、理解のすり合わせが大切なのです。
人は、忘れる生き物です。指示されたことを的確に理解するためには、まずメモを必ずとりましょう。指示を受けるときには、メモするもの(メモ用紙・ペン)などを持参して指示を受けるとよいですね。
なお、近年スマートフォンでメモをとる方もいますが、突然、上司の目の前でスマートフォンを出すと、不躾な印象を与えることがあります。基本はアナログメモです。会社で許容されている場合は、「スマートフォンでメモをしてもよろしいでしょうか」と一言確認するとよいですね。
指示を受けたら、必ず復唱確認をしましょう。もし理解が不十分な場合は、ここで相手が指摘してくださいます。
また、疑問はその場で解消することが大切です。わからないことは、必ず質問してください。わからないまま進めてしまうと、ミスや時間のロスが発生し、周囲にご迷惑をおかけすることがありますので、注意してください。

