ミスをしたときに伝えるべき“4つの項目”

ミスなく仕事をしたいと思っていても、誰でも心ならずもミスをしてしまうことはあると思います。ミスの報告は、仕事の中でもっとも気の重い報告ですね。

気の重い仕事ほど早く行うことが大切です。ナポレオン・ボナパルトの名言で「良い報告は朝でもよい。悪い報告は即刻我を起こせ」という言葉があります。報告が遅れると、上司であるナポレオンが適切な指示を出せず、戦況に影響するからです。

報告を先送りにすることは、デメリットしかありません。

主なデメリットは、

・問題が悪化する
・相手に信頼されず、自分の評価が下がる
・自分または周囲の業務が増える

などが挙げられます。

誰が報告するかも重要です。必ず、自分で報告してください。これは、仕事に責任を持つとともに、情報が的確に伝わるようにするためでもあります。

伝える構成は「用件」「ありのままの事実」「謝罪」「今後の対応」です。特に事実を伝える際に、自分の感情が前に立つと、言い訳のような印象を与えることがあります。言いにくいことほど、用件や事実から冷静に、誠実に伝えましょう。

「忙しそうだから後回し」はNG

早めに報告する必要があることはわかっているけれど、上司が忙しそうだと気を遣い、躊躇してしまうこともあるでしょう。

気遣いは大切ですが、急ぎの報告は、早く伝えなければなりません。

そのようなときには、急ぎであることがわかるように伝えるとよいですね。

松原奈緒美『信頼される人がやっている ビジネス基本のふるまい事典』(かんき出版)
松原奈緒美『信頼される人がやっている ビジネス基本のふるまい事典』(かんき出版)

例えば、「○○さん、▲▲の件で、急ぎの報告があります。今お時間よろしいでしょうか」というように伝えると、用件の優先順位が高ければ、上司は優先度に合わせて対応くださいます。

それ以上に優先度の高い仕事を抱えている上司は、それでも「忙しいから後にして」と言うかもしれません。

そのようなときには、

「ご都合の良いときに、お声がけいただけますか」
「何時頃にお声がけすればよろしいでしょうか」

などと伝え、対応が遅延しないように状況を見て再度お声がけするとよいですね。

また「一旦メールでもお送りします」などと、ほかの通信手段との合わせ技で伝えると、隙間時間に確認いただける場合があるので効果的です。

その場合も、のちほど口頭で確認をしましょう。伝わって初めて報告が完了です。