冷え込んでいた日中関係に、雪解けの兆しが見えてきた。米中首脳会談でアメリカの中国重視の姿勢がはっきりしたおかげで、日米で中国に対峙するという安倍戦略の前提が崩れたためだ。日本は親米親中という現実路線に回帰せざるをえなくなった。
そこで気になるのが、中国経済の実態だ。日本製品を組み立てる下請け工場の地位を脱しつつある中国が、今後日本企業にとって魅力的な市場となるのか、手強い競争相手となるのか。
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