イギリスとアメリカとの関係が険悪に
パナマ文書が世界を揺るがせている。両大洋をつなぐ運河で知られる中米の小国パナマにある法律事務所モサック&フォンセカの内部資料がリークされたのだが、この法律事務所、世界中の顧客のためにタックスヘイブン(租税回避地)にペーパーカンパニーを作ることを主たる業務としていたのだ。

リークされたのは顧客リストで、つまりは国際的な法網の抜け穴を利用して課税を逃れようとしていた大金持ちのリストということになる。そこに中国の習近平国家主席の親族、ロシアのプーチン大統領の「友人」そしてキャメロン英首相などが登場したことで、国際的な大スキャンダルに発展したというわけである。
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