本連載では、“伝説のトップコンサルタント”堀紘一氏に、メルマガ編集チームがまとめたリーダーたちの悩みをぶつけ、ズバッと斬っていただきます。(2023年3月27日レター)

――米司法省が、米グーグルのインターネット広告事業が反トラスト法(独占禁止法)に抵触しているとして訴えを起こしました。「消費者を守り、競争を保護し、すべての人に経済的公正と機会を確保するため」とのコメントがありました。中国の当局も、過去にアリババやテンセントなどIT企業に対して規制を強めたことがありました。日本国内ではあまり起きない事象ですが、経済社会に及ぼす影響について堀さんの見立てを教えてください。

【堀】インターネットの世界では、“Winner takes all”と言われるように、新しいサービスを最初に提供した会社がほぼマーケット全体をとってしまい、後発企業はなかなか追いつけないという特徴があります。

(構成=今井道子)