理詰めの経営手法をクイズ形式で解き明かす

イタリアンファミレスチェーンの「サイゼリヤ」。経営コンサルタント業界では「経営陣の多くが理系という点で(いい意味で)変わった経営手法をとっている企業」と評価されています。理系らしい理詰めの経営で、それがとても理にかなっているのです。

写真=時事通信フォト
サイゼリヤ西早稲田店(新宿区西早稲田)、2001年4月21日

経営上の工夫について有名なエピソードもたくさんあります。今回はその中からいくつかのエピソードを選んで、クイズ形式でサイゼリヤのすごさをみていきたいと思います。

問題1:サイゼリヤのメニューの多くは299円または399円です。この価格設定の際に創業者の正垣泰彦会長は「(当時の)週刊誌やタバコの値段を参考にした」といいます。その意味するところは何でしょうか?

正垣会長は大学生時代にアルバイトをしていた洋食店を引き継ぐ形でレストランビジネスを始めたそうです。1960年代後半、これからはイタリア料理が人気になると考えてイタリア料理専門店を始めたのですが、客足はさっぱり。