仕事に限らず、従業員やその家族の幸せのために様々な施策を講じているトヨタだが、とりわけユニークなのが婚活応援制度だ。

※プレジデント誌の特集「トヨタvsグーグル」(2013年9月16日号)からの転載記事です。

毎年恒例の全社イベント「社内駅伝大会」。ランナー4000人、総勢2万人以上が参加。

トヨタほど会社と社員の紐帯を大事にしている会社を知らない。トヨタウェイは「人間性尊重」を掲げている。具体的には、ステークホルダーの尊重、会社と社員の「相互信頼」と「相互責任」、誠実なコミュニケーションの3つだ。ここには、人生の大部分を費やす職業生活が有意義な人生であったと思えるような会社にしたいという願いも込められている。

「なぜトヨタでは「人望」がなければ出世できないか」(http://president.jp/articles/-/14480)にある10カ条でも「愛社精神」を掲げているが、宮崎直樹元専務(現豊田合成副社長)は「いい会社に勤めているな、この会社にいて誇りに思う気持ちが愛社精神につながると思います。いい会社とは、いい車を出しているというだけではない。何か国とか地域の役に立っているとか、徳のある会社であることが大事」と語る。