やりがいのある仕事をするにはどうすればいいか。プロ司会者で作家の鹿島しのぶさんは「『会社にやらされている仕事はつまらない』とグチる人にやりがいのある仕事なんて回ってこない。どんな仕事でも丁寧に心をこめてすることが大切で、そうすることで大きな仕事に結ぶつくことがある」という――。

※本稿は、鹿島しのぶ『ワンランク上のおとなの礼儀』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

過労で机に突っ伏すビジネスウーマン
写真=iStock.com/AndreyPopov
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たとえ小さな仕事でも、それが大きな仕事に結びつく

「一日中礼儀正しく朗らかな気持ちで仕事をすれば、一日中腹を立てて仕事をしたときよりも、夜寝るときの疲労がずっと少ない。疲れるのは仕事のせいではない、心の持ちようが悪いのである」

そう教えているのは、米国の作家であり、世界的大ベストセラー『人を動かす』の著者であるデール・カーネギーですが、言葉を換えれば、どんな仕事でも丁寧に、心をこめてやることの大切さを教えているのだと思います。

よく、「会社にやらされている仕事はつまらない」とグチる人がいます。そして、「自分はこんなつまらない仕事をするためにこの会社に入ったわけではない」と言葉を続けます。

でも、そんなことを考えている人にはやりがいのある仕事なんて回ってこないし、おそらく成功することもないでしょう。

「この世に雑用なんてない。雑にやった仕事が雑用になる」という言葉がありますが、どんな仕事でも丁寧に心をこめてするべきです。

たとえ小さな仕事でも、それが大きな仕事に結びつくことだってあるのです。好きな仕事や実績を追い求めるだけではなく、まわり道も大切です。

小さなことにも手を抜かないで一生懸命やっていく姿を見せてこそ、周囲の人は信頼してくれるのです。「礼儀正しさ」にも、それはつながることだと思います。