2025年3月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。仕事術・スキル部門の第1位は――。
▼第1位 「わかりました」を"I understood."と言ったらブチギレられた…通訳者が教える「中学英語」の意外な落とし穴
▼第2位 これほど「壁打ち」に最適な場所はなかった…「喫煙ルームと飲み会」が消滅した日本の企業で起きていること
▼第3位 「コミュ力が高い人」はサラッと使っている…「たしかに」でも「なるほど」でもない"最強の相槌フレーズ"
▼第4位 「なぜ日本車ばかり売れるんだ?」突然絡んできた米国人が思わず感嘆…医師・和田秀樹の"絶妙な切り返し"
▼第5位 寝る前に布団の中で「1分間」考えるだけ…脳科学者が教える「本当に頭のいい人」が毎晩やっていること
※本稿は、酒井龍『最高の英語学習法の見つけ方』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
「I’m fine, Thank you.」よりこなれた返し
ここでは実際に僕がネイティブと会話する中で、鬼のように恥をかいた体験談と、そこから学んだ対策やフレーズをご紹介します。恥をかいたからこそ、僕の身体には刻まれましたが、僕みたいに恥をかきたくない方はぜひ読んでみてください。
英語の挨拶は、「How are you?」が最も一般的で、直訳すると「調子はどう?」という意味。答え方は、「I’m good(元気だよ)」などと、シンプルな返しでOKです。
日本語の感覚からすれば、基本的には「こんにちは」と同義なので、本当はそこまで気にする必要はありません。
しかし留学当初の僕は、「調子どう?」になんて答えればいいかわからず、「え、調子……? いや別に、んー」と毎回頭が真っ白になっていました。
英語の挨拶には多くの種類がありますが、基本的には意味は同じ。にもかかわらず、ある日友達から「How’s everything?(元気?)」と挨拶されて、直訳して意味がわからなくなった僕は、「What’s everything?(何が?)」と答えたら、「やっぱなんでもない」と気まずい雰囲気になりました。
また、挨拶の1つである「What’s happening?(調子どう?)」も僕にとって難敵で、友達から聞かれると毎回「何が起きてるんだ?」と直訳してあたふたしてしまいました。正直この挨拶はやめてほしいです。
こちらに、英語の挨拶をざっくりと、まとめてみました(図表1、2)。