米国発のセブンが日本に定着した理由

セブン&アイ・ホールディングスに対する、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールからの買収提案をきっかけに日本のコンビニ事業への注目が高まっている。

セブン‐イレブン看板
写真=iStock.com/Arkadij Schell
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日本のコンビニの基本となる仕組みはセブン‐イレブン(以下セブン)が先駆的に開発し、他社が追随する形で普及し定着した。世界が高く評価するセブンの仕組みにはどのような特徴があるのか。

コンビニが現在のように普及した要因はいくつかある。第一に、セブンが1号店を開店した1974年当時、「夜間」に大きな市場が眠っていた。その頃は大型スーパーが成長期で、各地で新規出店が相次いだ。これに対して中小小売店は脅威を感じ、時に激しい反対運動を起こしていた。