※3月13日以後の放送回のネタバレを含む可能性があります。
頬がこけた錦織(吉沢亮)はどうなるのか
やはり吉沢亮は、たいした役者である。NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」(2月16日~20日放送)から熊本での新生活に移り、吉沢が演じる錦織は松江に残ったため、画面から姿を消した。これに対し、視聴者からは「錦織ロス」のボヤキが聞かれるようになり、視聴率も若干下がった。
しかし、第23週(3月9日~13日放送)は、サブタイトルもストレートに「ゴブサタ、ニシコオリサン。」で、錦織が再登場した。レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)は長男が生まれたのを機に、帰化してトキ(髙石あかり)と入籍することを決意。入籍手続きはトキの本籍地である松江で行う必要があるため、錦織に協力を求めるのである。
ところが、錦織はあまり協力的ではない。むしろ、ヘブンが「日本人にならないほうがいいと思っている」と言って、協力を躊躇する。ただ、これには裏があった。ヘブンがただ家族の幸せだけを願って入籍し、作家としてモチベーションを失ったりしないように、錦織はあえて焚きつけたのだ。
ともかく、こうして錦織は、頼まれた以上の役割を果たすわけだが、第23週の最初の回に気になる場面があった。以前より頬がこけたように見える錦織は、咳を押さえた際に血がついた手のひらを見つめ、しばらく考え込むのだった。