2012年11月30日、国土交通省は2013年3月から増える羽田空港の国内線発着枠について、航空各社に対する配分を発表した。
発着枠の配分については、公平性・透明性を確保するために、7月から10人の有識者によって開かれた場で議論されてきた。過去、増枠分は日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)に同程度の数が割り当てられていたが、今回は増枠25のうち、JAL3枠に対し、ANAは8枠。ANA傘下にあるとされる新規航空会社の獲得分を含めると、実質的に計18枠を獲得した。関わった有識者の間からは「何のための議論だったのか」と非難の声があがっている。
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