公認会計士として経営者によく聞かれることの1つに、「わが社の問題点を見つけるにはどんな指標を見ればいいか」というものがある。

そこで業種に関係なく覚えてほしい会計指標は何かというと、「1人当たり経常利益」なのだ。これを押さえておけば、他社と比べて劣る点、改善すべき点を知るために“鬼に金棒”といっても過言ではない。

「経常利益」は誰もが知っている基本的な指標だが、公認会計士や税理士であっても、経常利益の“真の重要性”を認識している人は意外に少ない。表面的な意味を知っているだけなのと、キャッシュを生むために徹底的に使いこなせるのとでは、天と地の差が出てくる。